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24時間テレビをご覧になった皆さまへ

この度は、認定NPO法人スマイルオブキッズ(リラのいえ運営団体)のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

24時間テレビ「ヒロミの八王子リホーム「きょうだい児」が遊べる保育室作り」では、患者・家族滞在施設「リラのいえ」の活動と、施設内にある保育室のリフォームについてご紹介いただきました。

今回のリフォームにより生まれ変わった保育室は、ヒロミさんをはじめ、たくさんの職人さんや番組スタッフの皆様のお気持ちが詰まった温かな場所となりました。番組を通して、病気や障害のあるお子さんとそのご家族の思い、その背景にある社会環境や課題をお伝えくださったこと、スタッフ一同、心より感謝しています。

また、リフォームと撮影の期間中には、リラのいえ利用者の皆様にも多くのご協力をいただきました。謹んでお礼申し上げます。

 

リラのいえのことをもっと知りたい、応援したい、利用したい、と思われた方は、ぜひこちらのページをご覧ください。

目次

私達の活動について

当法人は、病気や障害のあるお子さんと、そのご家族を支援しています。主な事業は、患者・家族滞在施設「リラのいえ」の運営と、リラのいえきょうだい児保育事業です。

 患者・家族滞在施設「リラのいえ」

神奈川県立こども医療センターに入院するお子さんのご家族が、病院近くで過ごせる「第二の我が家」です。
お子さんの入院中、ご家族は面会や付き添いのために病院と自宅の行き来が続きます。

遠方で通うことができない方々のために、自宅の代わりにリラのいえを利用いただいています。
2024年度の延べ利用者数は 5,386名でした。
◆詳細 → リラのいえの紹介ページ

リラのいえきょうだい児保育

医療センターに通うご家族の「きょうだい児」をお預かりする保育室を、リラのいえ施設内に開設しています。

きょうだい児が診察室や病棟に一緒に入るには制限があります。親御さんが患児さんに付き添う間、保育士がきょうだいさんをお預かりします。

入院や通院のご都合による利用希望になるべくお応えしています。

2024年度の延べ利用者数は766名でした。

◆詳細きょうだい児保育の紹介ページ

成り立ち

リラのいえの成り立ち

リラのいえの始まりは、当時医療センターの職員だった佐伯トシコ(元リラのいえ施設長)の個人的な思いからでした。地方から来院しているお子さんのご家族が宿泊先に困っている姿を見た佐伯は、1998年に自宅を改装して2階の3部屋を「よこはまファミリーハウス」として滞在施設の提供をはじめました。
この取り組みは多くの方に支持され、さらに広げていこうという声が医療センターのOB会「アメニティ基金」から上がりました。そして、自身も子どもを病気で亡くした田川尚登(現・認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト代表理事)が設立した「スマイルオブキッズ」がその思いに賛同。2004年には3つの団体が協力して準備委員会をつくり、より多くの家族が安心して過ごせる施設の実現に向けて動きはじめました。
建設には8,500万円という大きな費用が必要でしたが、3年間の募金活動によって全国から多くの寄付が寄せられ、無事に目標額に到達。土地は県から無償で貸与されることが決まり、2008年6月、リラのいえは多くの人々の思いと行動によって形となったのです。

きょうだい児保育の成り立ち

リラのいえが目指したのは、病気のお子さんだけでなく、きょうだい児にも寄り添える場所づくりでした。そのきっかけは、創始者達がそれぞれの体験を通して、きょうだい児への支援の大切さを深く感じていたことにあります。
よこはまファミリーハウスを利用するお母さんたちの中には、地元に残してきたきょうだい児のことを思いながら、離れている心の距離に悩まれる方もいました。また、子どもの入院経験がある創始者達は、病院の廊下でひとり待つ小さなきょうだい児の姿を目にして胸を痛めたといいます。
そんな思いを重ねた結果、リラのいえにはきょうだい児を預かることができるホールが設けられました。初代保育施設長には、当時、医療センターの職員のお子さんや、きょうだい児を預かる活動をしていた萱畑佳代子(元スマイルオブキッズ理事)が就任。リラのいえ開設から9か月後の2009年2月、きょうだい児保育がスタートしました。
一般的な保育園とは異なることが多く、不安な気持ちを抱える子どもたちが安心して過ごせるよう丁寧な保育が続けられています。2017年には、リラのいえの増築を機に現在の保育室ができました。横浜市の認可外保育施設として、安心できる環境づくりに努めています。

運営について

スタッフ

施設の運営には、スタッフが様々な形で関わっています。

  • ・滞在施設ボランティア:清掃・電話応対・利用者案内など(当直を含む一日5交代、約90名が登録)
  • ・ハウスマネージャー:利用者対応やボランティア業務のバックアップなど(非常勤1名)
  • ・きょうだい児保育士:保育担当、利用希望に応じて出勤(非常勤8名)
  • ・事務局:事業間の連絡調整、広報、資金調達、イベント運営、経理など(常勤1名・非常勤2名)
  • ・理事会:法人全体の方針決定と統轄(理事10名・監事2名)
  • *2025年8月現在

詳細→スタッフ紹介のページ

運営費用

利用者さんの経済的負担を軽減するため、滞在施設、きょうだい児保育ともに安価な料金で利用いただいています。
運営費は全国の支援者さんからのご寄付によるところが大きく、約半分が寄付金収入です。利用対象者の居住地を限定していないことや、特別なニーズへの支援であることなどから、自治体などの公的な支援はほとんど受けられていません。かながわ県立病院小児医療基金や、民間企業、財団による助成金に支えられています。

ご案内

リラのいえ/きょうだい児保育を利用したい方へ

神奈川県立こども医療センターに通院・入院されるお子さんのご家族が対象です。

きょうだい児保育は、滞在施設に宿泊していない方でも利用可能です。

以下の各ページの「ご利用の流れ」をご参照ください。
 リラのいえの紹介ページ

きょうだい児保育の紹介ページ

◆ご質問等はお問い合わせフォームでもお受けいたします。

ご支援を検討いただいている方へ

サポートにはいろいろな方法があります。あなたの温かなお気持ちをお寄せください。

  • ・運営資金のご寄付:クレジットカードまたは銀行振り込みによる寄付/クレジットカードによる継続寄付/遺贈寄付
  • ・物品のご寄付:リラのいえで使用する生活消耗品や食品、バザーで販売する品物の提供
  • ・ボランティア参加:リラのいえの清掃・電話応対・入退室の案内などで利用者をサポート

詳細ご支援の方法

きょうだい児保育士として活動参加したい方へ

きょうだいさんに寄り添う保育をしていただける方、関心をお寄せいただいた方は、以下の問い合わせフォームよりご連絡ください。

お問い合わせフォーム

返信メールにて詳細をお知らせいたします。

見学を希望される方へ

リラのいえの見学は、施設の安全と利用者のプライバシー保護のため、事前にご連絡をいただいた方に限っています。

現在は個別の見学は受け付けておりません(利用を希望される方を除く)。

以下の通り見学会を行いますので、参加希望の方はフォームよりお申込みください。

【リラのいえ見学会】

・日にち98()913()918()

・時間15時~16

・内容:団体と活動の紹介・滞在施設と保育室の見学

・定員:各日10

・申し込みフォームhttps://forms.gle/iNexGu6i4nzoGiheA

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。

リラのいえ創設の頃から続く、病気や障害のあるお子さんとご家族に少しでも安心できる瞬間を届けたい、という思いが、今日までの歩みを導いてきました。

活動を継続することができたのは、近くにいても遠くにいても、様々な形で活動を支えてくださる皆様のお力の賜です。

これからも温かな応援をどうぞよろしくお願いいたします。

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