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「社会貢献」について

理事長 松尾 忠雄

 

一般的には「社会貢献」とは社会のためになるように、個人・企業・団体が保有する時間・労力・知識・技能・物品・金銭などの見返りを求めることなく提供する事を意味し、当法人が行うボランティア活動自体も「社会貢献」といえますが、今号では活動を支えて下さる個人、企業、団体、さらに社会全体の「社会貢献」について目を向けて見たいと思います。

 人は太古の昔から互いに助け合うことにより厳しい自然環境を乗り越えて生き延びてきましたが、その反面、その仲間意識から縄張り、国境紛争を生み社会に混乱と貧困を生じさせて、いまだに人々に不幸を招き続けています。一方でこのような状況の人々に援助の手を差し伸べる人々もいるのも事実ですがその数が追いつかない故に不幸を一掃するに至っていません。しかし、人道的立場から何らかの形で支援を継続していくことが国際貢献であり、社会貢献となるものと考えられます。

 企業は資本主義経済の下で経済的利益を追求してきましたがその結果、現在では国家間、企業間、さらに個人間の富の格差が拡大し、重大な社会問題となっています。

 この問題を考える上でその富を何らかの形で社会に還元する「社会貢献」が求められています。

 企業においては経済的利益の一部をCSR ( 企業の社会的責任) という観点から社会貢献に生かす活動が1990年代前半より目立ってきましたが、その後の経済的変動などで残念ながら今日まで継続的に行っている企業は少ないのが現状です。一時的に叫ばれたCSRではなく企業の理念に適った「社会貢献」が求められます。

一方で大正9年より現在の貨幣価値で120億円の私財を投入し、社会公益事業に対する助成団体を設立し、現在も尚その活動を継続している財団の存在があります。この財団からは、当法人の活動に対し10年前の「リラのいえ」開設時から現在に至るまでご支援を頂いています。

 この財団に限らず私たちを継続的に支えていただく個人・企業・団体からの支援は、経済的、人的支援はもとより、精神的な支援にまで至っています。

 このような支援によって運営される「リラのいえ」は、子どもの難病治療をする県立こども医療センターと、治療を受ける子どもと家族の中間的立場としての役割を担っています。私たちの活動が総合医療という現在の医療形態に必要不可欠な存在であることは私たちボランティアにとっては大きな誇りでありますが、同時に、「リラのいえ」を継続的に、順調に運営していく責任の重さを感じます。

 当法人の活動理念は「愛する子ども達のために」です。健常児も病気の子どもも「愛する子ども達」です。個人、企業、団体の人びとの「社会貢献」に支えられながら、この理念のもとに活動していければどのような問題が生じても乗り越えていくことができるでしょう。

 

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